【バラ完】初心者が気を付けたいロードバイク フレームの規格について

バラ完フレームの規格について メンテナンス・カスタム

バラ完で一番重要なパーツといえば「フレーム」

フレームにはヘッドやBB、エンド幅、ブレーキなど各パーツの規格が色々ありややこしいのですが、自身でバラ完するためには程度調べておかなければなりません。

今回は僕が購入したSulryのストラグラーを例にフレーム各部位の規格について簡単に説明します。

詳しい説明は参考にしたサイトのリンクを張っているのでそちらを確認してください。


今回の記事内容


スポンサーリンク

初心者がバラ完する時に気をつけたいフレームの規格

  • ヘッドの規格
  • BBの規格
  • エンド幅・ホイール固定方式
  • ブレーキ台座の規格
  • シートポスト・シートクランプ・フロントディレイラークランプ径

ヘッドの規格について

surlyストラグラーヘッドセットはクリスキング
オーバーサイズのアヘッドタイプ 「SURLY ストラグラー」

フレームのヘッドチューブにヘッドパーツを装着しフォークを固定しますが、ヘッドパーツには様々な規格があり

大きく4つのタイプに分かれる

  1. ノーマルタイプ
  2. アヘッドタイプ
  3. ロープロファイルタイプ
  4. インテグレーテッドタイプ

※ノーマル、アヘッドタイプはヘッドチューブの内径・外径によりさらに規格が分かれる(ノーマルサイズやオーバーサイズ等)

※ ロープロファイル、インテグレーテッドは使用ベアリング形状(フレーム)により様々な製品がある※互換性要注意

※1~3まではワン(ヘッドチューブ上下に取り付けるベアリング受け)の圧入が必要

以下のサイトなどで詳しく説明されてます
http://www.gottsuprice.jp/html/page130.html

フレーム購入する際はメーカーページのスペックを要確認

ストラグラーの場合はSurlyの公式ページに取扱説明書のPDFがあります
https://ja.surlybikes.com/uploads/downloads/SUR_Straggler_Framesheet.pdf

今回購入したSurlyのストラグラーを例にすると

「Headset/Steertube: 1-1/8˝ threadless」

の記載があるので

オーバーサイズのアヘッド(ねじ切りなし)という事がわかります。

まともなメーカーなら製品ページで完成車に使用されているパーツが記載されているのでパーツ名をググる方法もいいと思います。

BB(ボトムブラケット)の規格について

バラ完フレーム規格BBについて
68mmのねじ式タイプのBB 「SURLY ストラグラー」

シマノ、カンパ、スラム、FSAなどいろんなメーカーのいろんな規格があり非常にややこしいです。

大きく分けると以下の2つ

  1. ねじ式タイプ(スクエアテーパー、ホローテックとか)
  2. 圧入タイプ(BB30、PF30とか)

BBに関しては「あさひ」さんのページで詳しく解説されてます。
https://www.cb-asahi.co.jp/contents/category/howto/variation_bb/

Surlyのストラグラーの場合は

「68mm wide, standard English threaded 1.37 x 24t」

と記載されているので68mmのねじ式タイプのBBが使用可能

今回、ストラグラーはSRAMのクランクで組むのでSRAMの68mmねじ式タイプのBB「SRAM GXP English」を購入

同じ68mmネジ式タイプでもメーカーによって互換性がない場合が多いので注意が必要です。ちなみにSRAMとシマノはシャフト径が若干違うのでBBに互換性はありません。

リアエンド幅、フロントフォーク幅、ホイール固定方式

リアエンド、フロントフォークの幅により使用可能なハブ(ホイール)が異なるので、フレームに合わせたホイールを選択しなければなりません。

2019年2月現在、ディスクロードバイクの規格は以下となっていて

  • フロント 100mm
  • リア  135mm or 142mm

以下の規格が主流になりつつあります。

  • フロント 100mm×12mmのスルーアクスル(ホイールの固定方法)
  • リア 142mm×12mmのスルーアクスル

メーカーによっては固定方式を記載されているのですが、ストラグラーの製品ページには記載がありませんでした。

一般的にリアエンドが135mmの場合はQR(クイックリリース)なので、フレームやハブのスペック部分に特に記載がなければQRと思っていいと思います。※実際に購入される際はショップやメーカーに確認してくださいね

GT GRADEのカーボンモデルやJamisのレネゲイドシリーズ(カーボンフォークモデル)など、フロントのみスルーアクスルでリアはQRのモデルもあります。

ブレーキ台座の規格について

ディスクロードバイクのブレーキ台座は大きく以下の3つの規格に分かれるのでフレームにあったブレーキキャリパーを選択しなければなりません。

  • インターナショナルスタンダードマウント
  • ポストマウント
  • フラットマウント

2019年2月現在はフラットマウントが主流になりつつあります。

ストラグラーはインターナショナルスタンダート規格の台座

特に記載はありませんが写真を見ればすぐにわかります。

インターナショナルスタンダード台座 「SURLY ストラグラー」

ディスクブレーキマウント台座インターナショナルスタンダード

ポストマウント台座 「GT GRADE」

ディスクブレーキ台座ポストマウント

フラットマウント台座 インスタから「KONA JAKETHESNAKE」

シートポスト径、シートクランプ径、フロントディレイラーのクランプ径

フレームによってサイズはまちまちなのでメーカーの製品ページの確認しましょう

ストラグラーの場合は以下の仕様

Seatpost diameter 27.2mm

Seatpost clamp diameter  30.0mm, Surly stainless clamp included

Front Derailleur Clamp Diameter 28.6mm

Surlyのようにシートクランプがフレームセットに含まれる場合もあります。

まとめ

バラ完する際はフレームメーカーの製品ページを確認しながら以下の点に注意して各パーツを選んでいきましょう。

  • ヘッドの規格
  • BBの規格
  • エンド幅・ホイール固定方式
  • ブレーキ台座の規格
  • シートポスト・シートクランプ・フロントディレイラークランプ径

僕がバラ完する際に使用したパーツリストをGoogleのスプレットシートで公開してるのでよかったらご利用ください。

編集不可の設定なので印刷して使うか、Googleアカウントを持っていればシート名を右クリックで「別のワークブックにコピー」することで使用できます。

Googleスプレットシート
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1lTUih_xLlwyzt9390E3Fnph8NlxDbwBrKX217q2Nscc/edit#gid=0

コメント